交通事故にあったら、どうすればよいか?

トロント自動車事故

交通事故にあった場合、どうすればよいのでしょうか。自動車事故だけではなく、対歩行者、対自転車、自損事故などを含めて処方法を簡単にまとめました。 

STEP 1.  落ち着いて車を止める

事故にあうと心が動揺します。深呼吸、落ち着くことが肝心です。事故現場から車を止めずに離れる場合は、犯罪になる可能性があります。警察の検証がある、無いに関わらず車を止め、Step 2. (A)あるいは(B) に進んでください。


STEP.2 警察911へ電話する

  1. けが人がいる場合
    1. 警察に伝え、指示に従ってください。
    2. けが人の安静を保ってください。けが人を動かすと損傷が広がります。
    3. 警察の事情聴取に正直に答えてください。どちらが悪いというコメントは避けます。事情聴取した警察官のバッジナンバーを控えます。
    4. 相手方の情報を書き留めます(名前、運転免許証番号、住所、電話番号、保険会社と保険番号、車年式、車種、ライセンスプレート、車の登録者)
    5. 車が運転不可能な場合は、警察が牽引車を呼んでくれます。
    6. 保険会社あるいは代理店へ速やかに連絡します。①保険会社指定の牽引サービスや修理工場の有無と連絡先、②レンタカー補償の有無と連絡先、を問い合わせ、指示を仰いでください。
    7. 警察の事情聴取後、Police Reportが発行されます。

    悪徳レッカー車に注意!
    事故を聞きつけたレッカー車がどこからともなく現れることがあります。「警察に依頼されて来た」「良い修理工場を知っている」「あなたの車は運転可能そうに見えるが内部にダメージがありそうだ。このまま走るのは危険」「保険会社の指定する修理工場にあとで移動すればよい」などと言って、結託している修理工場に運んで法外な牽引代、修理費、保管料を要求するケースがあります。また、修理を引き延ばして車の引き渡しを拒む悪徳業者もいます。警察が来た場合は、警察が依頼したレッカー業者かどうか確認すること。牽引料金のおよその見積もりについて確認することも必要です。

  2. けが人が無い場合、車両ダメージが合計$2,000以下と思われる場合、運転者のいずれも交通違反でない場合(飲酒運転など)、あるいは対器物破損がない場合などは、警察が来ない場合が一般的です。最寄りのCollision Reporting Centre(CRC)あるいは警察署へ、自分で事故車を運転していきます。その前に事故後の処理をします。Step.3に進んでください。

Step.3 警察が来ない場合

相手を確認する
名前、運転免許証番号、住所、電話番号、保険会社と保険番号、車年式、車種、ライセンスプレート、車の登録者などの情報を交換します。車の登録者と、運転者が異なる場合は、関係も聞いておきます。

目撃者を確保する
目撃者(Witness)の名前、住所、電話番号を控え、必要なら証人になってくれるよう依頼してください。同乗者、友人、家族以外の証人が望ましいとされます。目撃者の証言は、保険会社が、相手方との過失配分を決定する際に、重要な証拠となります。

自分で記録する
携帯電話などを利用して、事故現場の写真やビデオをできるだけたくさん撮影したり、事故の経過などのメモを残しておきましょう。ドライブレコーダーなどを活用するのもよいでしょう。

車を安全地帯へ移動
運転可能なら、車を安全地帯へ移動して停車してください。ハザードライトを点灯するなどして、まわりの交通を妨げないように。

STEP.4 COLLISION REPORTING CENTRE(CRC)あるいは警察署へ

警察から指定されたCollision Reporting Centre(CRC)あるいは警察署へ、事故後24時間以内に車を移動します。お住まいの地域のCRCではなく、事故が起きた地域のCRCへ出向くことになりますので、ご注意ください。

CRCでは、事故車を点検し、事故報告書Accident Reportを発行します。その際に必要なものは、運転免許証、事故車、車のOwnership(緑色のスリップ)、保険加入証明(ピンクスリップ)、事故相手方の情報、事故を報告した際に警察からもらったケースナンバー、等です。

STEP.5 修理工場へ車を運ぶ

事故報告書Accident Reportが発行されたら、車を修理工場へ運びます。どこの修理工場へ運んだらいいか、あらかじめ保険会社へ電話して指示を仰いでください。修理が開始するのは、修理の見積もりが出て保険会社の承認が下りてからです。

代車特約(OPCF-20)
事故や車両の一部盗難により車が使えないとき、代車特約(OPCF-20)を購入していれば、レンタカー代やタクシー代などが、定められた上限まで、保険で補償されます。事故による損傷で牽引された場合はすぐに、修理に出したときはその後から、借りることができます。ただし、自分の(事故車と)同じタイプの車を選ぶ必要があります。代車の保険は、自分の車の保険と同じものが適用されます。

STEP.6 医師の診察を受ける

その場では軽傷だと思っても、後日悪化する可能性があります。速やかに医師の診断を受けましょう。

示談していいの?
次年度の保険料値上げを防ぐために、過失のあった側が示談を要求する場合がありますが、原則、示談は行わないほうがよいでしょう。相手が約束を破って修理費を支払わなかったり、保険会社に連絡して結局自分の保険料が値上がりするケースがあります。また、いわれのないことで後日訴えられる可能性もあります。示談は避けるのが賢明です。

相手がわざとぶつけてきて、被害者であると主張し、示談金をその場で請求された
焦らず、警察911に電話し、現場に来てくれるよう状況を説明しましょう。身の危険を感じた場合は車内から、証拠写真・ビデオを撮ってください。示談金を要求しなくても、相手側の運転者、修理工場、弁護士、医師、目撃者などがグルになって後日高額の保険金支払いを保険会社に請求するStaged Accidentと呼ばれる詐欺が、オンタリオ州で報告されています。

当て逃げされた!
当て逃げされて、ぶつけた相手が不明な場合、任意保険Loss or Damage のCollisionあるいは All Perilsを購入していれば、保険で補償されます。事故後24時間以内に、警察911に電話をして、Collision Reporting Centreへ行き、事故報告書を作成して下さい。保険会社に速やかに電話し、事故後30日以内に書類を提出します。免責(自己負担)が適用されます(たいてい$500から$1000)。

その他気を付けること

  • 自分が悪いと思っても、謝ったり、賠償するなどと言わないようにしましょう。過失割合と賠償内容は、保険会社が決定します。勝手に約束をすると、不履行で、後々訴訟に発展する可能性があります。
  • 原則、警察の書類以外に署名しない。牽引車や修理工場の書類に署名する時は、内容をすべて把握してから、署名してください。
  • 保険会社の指示なく、勝手に修理工場に運んだり、修理を開始しないでください。修理を開始できるは、修理の見積もりが出て、保険会社の承認が下りた後です。
  • 保険加入証明(ピンクスリップ)を車中に常に保管してください。警察に提示を命じられ、不携帯だった場合、罰金が課されます。
  • 筆記用具を常に、車中に保管しておくと、事故があった時に記録するのに役立ちます。
  • 牽引車や修理工場のことなど、急ぎで確認したいことがあれば、保険会社の保険金請求部門(クレームセンター)に電話します。英語でコミュニケーションすることになりますが、年中無休、24時間受け付けています。保険代理店は多くの場合、平日の9時から5時まで営業しています。

注意:本記載は、あくまでも目安です。個々のケースによって必要な対処が異なりますので、予めご了承ください。

トロント市と近郊のCOLLISION REPORTING CENTRE

North York
North Collision Reporting Centre
113 Toryork Dr., North York
営業時間:6:00 a.m. – 12:00 a.m.
TEL:416-808-2222

RichmondHill/Vaughan/Markham
Community Resource Centre
10720 Yonge St,
営業時間:月~金7:00 a.m. –9:00 p.m. 土8:00 a.m. –3:00 p.m.
TEL: 1-866-876-5423 ext. 7700

Milton
Halton Accident Support Services Ltd
490 Child Dr., Milton
営業時間:月~金10:00 a.m. –6:00 p.m. 土10:00 a.m. –4:00 p.m.
TEL:905-636-3100

Oakville
Halton Accident Support Services Ltd
1151 Bronte Rd., Oakville
営業時間:月~金8:00 a.m. –4:00 p.m.
TEL:905-825-4640

Whitby/Pickering/Ajax
Accident Support Services Ltd.
650 Rossland Rd, East Whitby
営業時間:月~金7:00 a.m. –9:00 p.m. 土10:00 a.m. –6:00 p.m.
TEL: 905-668-4157

Scarborough
East Collision Reporting Centre
39 Howden Rd., Scarborough
営業時間:6:00 a.m. – 12:00 a.m.
TEL:416-808-2222

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日本からは

050-3136-8400

7月26日(水) 18時44分
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